とよさとっこのこうかんにっき

我々が統治する豊里において、誰であろうとこの領域には踏み込むことは許さぬ。ウホウウホウホウホ

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

灼熱熱風風林火山part9

竹ノ内と呼ばれた青年は笑いながら立ち上がり、部屋を出ていった。 今川はその姿を横目で見つめながら、あとをつけていくことに決めた。 竹ノ内は地下の駐車場に行くと、車に乗り込み、建物から出ていった。 今川も急いで自分の車に乗り、後ろから竹ノ内の車…

灼熱熱風風林火山part8

「ゴリ美!ゴリ美!」武田は必至の形相で7回くらい声を掛け続けたが、すぐに無駄だということに気付きゴリ美の冥福を祈った。 テーブルの上に一枚の紙が置いてあることに武田は気付いた。そこにはなにやらゴリラ語で文字が書いてあったが、武田には解読不能…

灼熱熱風風林火山part7

広いリビングに置かれた電話のコール音が部屋中に鳴り響く 「ったく、こんな朝早くから誰だよ」 シャワーから出て、頭をぶっきらぼうに拭きながら、今川は電話にでた。 「はい、もしもし」 「うほうほうほうほほほふほほふほほうほおふほふほおふほふほふい…

灼熱熱風風林火山part6

武田は仕事に一途な男だ。夥しい数々の試練を乗り超えてここまで来たと自負している。それは周りも認めている位だ。無理難題な仕事でもなんでも俺に任せろ。と言わんばかりのゴリラ具合である。 だがそんな武田でも今、人生でもトップ20に入る程のどデカい…

灼熱熱風風林火山part5

武田は窓に当たる雨の音で目を覚ました。 その日はひどく強い雨が降っているようだった。 強い頭痛が武田のことを襲った。 「いててて、昨日は飲みすぎたかな、、」 冷蔵庫から2リットルの水を取り出すと武田は一気に飲み干した。 外の雨の音がやけに耳にさ…

灼熱熱風風林火山part4

青年は戸惑っていた。いきなり自分の前に現れた男に。なぜなら今しがた青年はすかしっ屁をし、それがばれていないかすごく不安だった。今川の顔がゆがむ。バレたか? 「おい、黙ってないで何か言ったらどうだ?」 どうやらバレていないようだ。 「今川さんは…

灼熱熱風風林火山part3

「おーい、武田」 後ろから急に同僚の今川が声をかけてきた。 ちょうど武田はドラミングを終えたタイミングであったが、突然の今川からの呼びかけに、驚きを隠せずにいた。 「お前、そこでなにやってたんだ?」 「いや別に、ただ、ストレッチをしてただけだ…

灼熱熱風風林火山part2

24,173,947,892,374階建ての超高層ビルの崩壊から一か月が経とうとしていた。 武田は既に仕事に復帰し、いつも以上に汗をかいていた。 「やっぱ夏は暑いなぁ、、、ただ立っているだけで汗をかくなぁ。」 ゴクゴク、、、武田はゴリラ水を口に含み体を冷やす。…

灼熱熱風風林火山part1

「あっちー」 武田は汗をぬぐいながら、早足で会社へと向かっていた。 武田の勤める会社は業界でも1位2位を争う業界大手のゴリラ斡旋会社である。 ゴリラ不足といわれる現代において、なくてはならない仕事である。 世界中から期待を受けている分、プレッシ…

旅行に行きてえ

とにかく旅行に行きたい。 行先はどこでもよく、目的もとくにはない。 そんな旅行がしたいな~ 結局旅行って一緒に行く人がすべてではないかなって思う。 気が知れた、気を使わないで許してもらえる人達と一緒に行く旅行は最高だぜ。 以前、一人旅に行ったと…

この世に生まれて25年、今全世界に我らが人生を発信する時が来た

自己紹介 はじめまして、とよさとっこです。 今日からブログをはじめます。 内容 そんなものはなく、友人と共同で適当に情報を発信していきます。 は~~~~~